減価償却の改正について

今日は減価償却の改正について書きたいと思います。

ご存知の人も多いと思いますが、減価償却の方法に改正がありました。内容自体は単純で以下の通りです。

建物附属設備 (改正前)定率法  →  (改正後)定額法
構築物 (改正前)定率法  →  (改正後)定額法

この改正は今年の4月1日以後に買った資産に適用されます。

長い目で見れば定額法と定率法は税負担にほとんど影響しません。
ただ、定率法だと購入してから数年は定額法より減価償却費が大きくなるので、資金繰りで考えると納税者に不利な改正になります。あと、定額法が適用される物と定率法が適用されるものが混ざるので慎重に管理する必要があります。

償却方法を間違ってしまうと影響も大きくなると思うのでお気を付け下さい。