連結納税が適用できる子会社

今回は連結納税が適用できる子会社について説明したいと思います。

連結納税は複数の会社をひとまとめ(グループ化)にして申告と納税をしますが、どの会社でもグループ化できるわけではなく100%子会社に限定されます。
100%子会社とはどういうことかというと、相手の会社の株を全部持っているということです。なので、例えば相手の株を50%持っている場合はグループ化に含まれないことになります。
また、任意でどの会社をグループ化するか選択できないので、例えば100%子会社が3つある場合には、連結納税を適用すると3つ全てをグループ化することになります。

なので、連結納税で節税できるかどうかは100%子会社全ての決算状況から判断をすることになります。