空き家を売却した場合の特別控除

先週、12月16日に「平成28年度税制改正大綱」が発表されていました。

この税制改正大綱は、来年以降の税制をどのように変えていくかという法律の改正案のようなもので、毎年12月中旬ごろに公表されます。まだ全部に目は通せてないですが気になったものがあったので紹介します。

(空き家を売却した場合の特別控除)
相続により生じた空き家で旧耐震基準しか満たしていないものを、耐震改修した上で家屋を売却した場合などに最大3,000万円の特別控除制度を設けるとの事です。特別控除というのは利益の金額から差し引くことが出来る優遇規定で、要件を満たしていて確定申告すれば適用を受けることが出来ます。この特例を受けると最大で 「3,000万円×税率」分の税金が安くなるので、約600万円(長期譲渡所得の場合)の減税効果があります。

今後も改正情報があればアップしていきたいと思います。